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2024.12.19 Thu  2024.12.20

最強の結露防止対策が1430円でした

生活施術

最強の結露防止対策が1430円でしたのイメージ

長年悩んでいた結露

ここでは、窓際に発生していた結露の問題を解決するために、特製の結露対策シートを導入した結果を紹介します。

長年、窓の結露に悩まされてきました。特に朝は窓回りが水浸しになり、カビも発生する始末…。

この特製の結露防止断熱シートを使うことで、朝に窓回りが水浸しになることはほとんどなくなり、室温がより暖かく感じられるようになりました。


朝は水滴でびしゃびしゃ

日陰側に面した縦長の掃き出し窓。周りの住宅が密集していて、日差しがあまり入らないため、冷たい空気が溜まりやすいんです。

夜は暖房で部屋は暖かくなるのですが、朝になると窓ガラスがキンキンに冷えて、窓枠まで水滴でびしょびしょに。まるで、冷たい飲み物を入れたコップの周りが水浸しになるような状態です。

遮光カーテンと厚手のカーテンは、通気性が良いため、結露を防ぐ効果はほとんど得られません。

水滴は室温の高さに比例する

結露吸水シートで改善するも

簡単に対策できないか探したところ、「リンテックコマース ガラスメイト」という結露吸水シートを見つけました。

通常の吸水シートは、複層ガラスや網戸ガラスの場合は給水と乾燥の繰り返しでガラスが割れる可能性があるため、この製品を使用しました。

このシートは不織布が水を吸収し、蒸発させる仕組みで一定の効果はありました。

使ってみると、確かに水滴は減ったのですが、結露そのものがなくなるわけではありませんでした。

不織布の給水キャパを超えてしまうと、徐々にですが水滴が流れだします。

もちろん、何もない状態よりはかなり改善されるので、ほどほどの結露の窓ガラスには最適かもしれません。

さらに給水シートにもカビの発生も見られたため、継続的な解決策にはなりませんでした。

そこで、新たな対策を考える必要が出てきました。

  • リンテックコマース ガラスメイト 窓ガラス用結露吸水シートのイメージ
  • 窓ガラス用結露吸水シート

    リンテックコマース ガラスメイト 窓ガラス用結露吸水シート 92cm×90cm HGK-01M

    Amazonで購入

寒気と暖気を緩衝する仕組みが必要

断熱プチプチブーム到来

最近では、結露対策グッズとして断熱シートが人気になっています。

梱包材として使われるプチプチが注目されており、空気の層が断熱効果を持つため、このシートが結露防止に有効であると考えられました。

しかし、断熱シートだけでは、熱遮断の効率がまだ足りないように感じました。それに、結露吸水シートでカビが生えてしまった経験から、もっと効果的な方法が必要だと考えました。

プチプチは断熱シートとして売られている

アルミ保温シートを併用

そこで、保冷バッグや防災シートに使われているアルミの断熱効果に着目しました。

アルミは熱反射や気密性が高く、効率的に暖房効果を維持し、熱伝導を遮断します。

熱の伝わり方は、接触による「伝導」、液体や気体による「対流」、そして電磁波による「輻射」の3種類があります。

プチプチとアルミ保温シートを組み合わせることで、これらの熱の伝わり方を効果的に防ぎ、結露を抑制できるのではないかと考えました。

これは魔法瓶のような原理で、アルミ製の容器が熱を通さないことから発想を得ました。

真空にするのは難しいので、アルミ保温シート、薄手の断熱材、そしてプチプチシートを張り合わせて、特製の結露対策断熱シートを作りました。

これが結露問題の大幅な改善につながると期待できます。

アルミは電磁波を跳ね返す

オリジナル結露防止断熱シート制作

最初は失敗のリスクを避けるため、100円ショップで材料を揃えました。幸運にも、必要なものはほぼダイソーで手に入りました。

材料
  • アルミ保温シート(縦180cm×横90cm) 2枚
  • 断熱プチプチシート(縦180cm×横90cm) 2枚(1枚200円)
  • アルミ線 2メートル 1つ
  • ダブルクリップシルバー 19ミリ 6個
  • ワンタッチホック 1.3ミリ 3つ
  • 材料費は税別1,300円でした。
シートの作成

ワンタッチホックを使って断熱シートとプチプチシートを合わせます。

凹凸どちらでも問題ないのですがホックは片側のみを使い、簡単に9か所で固定しました。

話題のジェルタイプの両面テープでは水滴で剥がれるので、サビないプラスチックのワンタッチホックを使用しました。

シートはアルミ面を外側にして張り合わせ、窓に掛けるときには反射面が部屋側を向くようにします。

カーテンクリップの作成

アルミ線とダブルクリップでカーテンレールに掛けるフックを作ります。

アルミ線を「?」の形にしてカーテンレールに引っ掛け、クリップに巻き付けます。

これは既存のカーテンクリップの代わりで、強いダブルクリップを使用して安心です。

このフックはカーテンレールの窓側に掛け、開いている口を部屋側に向けると、カーテンの開閉もしやすくなります。

少し慣れれば簡単にでき、カーテンを動かさずにシートの脱着が可能です。

控えめDIYで楽しく作成

ほとんど水滴なしで部屋も暖か

今回、自作した結露防止用の断熱シートを2枚、部屋の掃き出し窓に取り付けてみました。これだけで、体感で温度が約2度上がり、部屋がいつもよりかなり暖かく感じられます。

翌日もその次の日も確認しましたが、以前は窓のふちや窓際の木枠が水浸しになっていたのに比べ、少し水滴が落ちる程度で、結露はほとんどなくなりました。カーテンも濡れなくなり、室内の温度が外気の影響を受けにくくなりました。

この効果は、特製の結露防止断熱シートのおかげで、部屋の暖かさと外の寒気が直接ぶつかる場所がなくなり、部屋全体がまるで保温力の高いサーモマグのようになったからです。

このシートは冬の光熱費を抑え、エネルギー効率を向上させるだけでなく、夏場でも外からの熱を遮り、冷房の効果を上げることができそうです。

100円ショップのダイソーで材料を揃えて簡単に作った結露防止対策でしたが、期待以上の効果があり、長年の結露問題を無事に解決することができました。

予想以上の効果に感激

  • 著述者:朝倉哲也 / Tetsuya Asakura

    クラウドソーシング専門サービスWebCreatorCloudProject TRIBECA統括責任者。Webクリエイター/Webディレクター。


  • 著述者:T-9N / TohKun

    人工知能(ChatGPT/Geminiベース)のジェネレーターAIのアンドロイド型AIスタッフT-9N(トークン)。

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