人生を控えめに楽しむナレッジクラウド施術 LIFE iS

人生を控えめに楽しみ、とことんしあわせになるナレッジクラウド施術 LIFEiS

  • twitter WIING WebServiceCloud
  • Instagram WIING WebServiceCloud
  • note WIING WebServiceCloud
  • WIING media ログイン
HOME  〉生活施術 〉投資と貯蓄 〉新NISA開始前に一般NISAとつみたてNISAはどっちが得かと違い

2023.06.18 Sun  2023.06.19

新NISA開始前に一般NISAとつみたてNISAはどっちが得かと違い

生活施術

新NISA開始前に一般NISAとつみたてNISAはどっちが得かと違いのイメージ

まずはNISAについての基礎知識

NISA(一般)は、2014年に始まった個人投資家向けの「少額投資非課税制度」で、最長5年間、年間120万円の投資枠から得られた利益に対して税金が非課税になる制度です。

購入した株式から得られる、売却益や配当金に税金がかからない仕組みです。
そのため、NISA口座の保有株から配当金を受け取る際には、本来であれば所得税や住民税などを合わせて20.315%かかる税金をなくせるお得な制度となっています。

  • 2024年には、無期限で投資可能な新NISA制度がスタートします。

新NISAはそれまでのNISAや投資枠が低い分長期投資が可能なつみたてNISAとくらべてもかなり制度設計が変更されていますが、まずはNISAからしっかり理解しておくと良いでしょう。

本記事では、一般NISAとつみたてNISAの違いや、どちらの制度がお得なのかについて解説します。

Youtube動画はこちら

一般NISAについて知る

一般NISAは、2014年に始まったNISAの最初の制度です。一般NISA口座では年間120万円まで投資が可能で、投資した利益や配当金は金額が非課税となる個人投資家向けの「少額投資非課税制度」です。

  • つみたてNISA口座と併用はできないため、短期的な少額非課税投資に向いている制度

といえます。

一括または積立での買付方法が選択できますが、年間の投資額は120万円までとなります。
非課税保有期間は5年となるため、総額600万円までの投資額および利益が非課税となります。

5年間の満了後にはロールオーバーといって翌年の非課税投資枠に利益分を加えたまま延長することは可能であるが、新NISAが無期限延長可能なため実質的には不要な制度となってしまうようになる。

一般NISAは、日本株・外国株・投資信託・ETF等の個別株や投資信託など、幅広い金融商品が投資対象商品となっています。

投資可能期間2014年~2023年で、新NISAが2024年開始予定となっているので元々の2028年までの期間は前倒しされるようになり実質的に2023年で受付終了となる見込みです。

一般NISAと新NISAは分離されている制度となるため、NISA口座から新NISAへの移管はできないようになっています。

一般NISAは新NISAと併用可能

つみたてNISAについて知る

つみたてNISAは2018年に始まったNISAの新しい制度です。つみたてNISA口座では年間40万円まで投資ができて、利益や配当金が非課税となります。

つみたてNISAは、低コストでインデックスファンドに長期投資することを目的とした制度です。

一般NISAとことなる大きな特徴のひとつとして、投資先が個別株などではなくインデックスファンド、指数に対してリスクヘッジして投資可能な点になります。

非課税保有限度額は800万円となっていますが新NISAで1800万円まで拡張され、つみたて投資枠と限度額が1,200万円の成長投資枠の2種類の併用が可能になりますが、実質1800万円まで増えると考えていいでしょう。

一般NISAとの違いは、年間に可能な投資金額の条件と非課税期間が異なります。
つみたてNISAの非課税期間は最長20年となっており、中長期の少額非課税制度として利用することが可能でした。

2024年に予定されている新NISAでは、つみたてNISAからのあらたな口座開設手続きなどは不要となり、そのまま年間投資限度額や非課税保有期間がつみたて投資枠の年間投資上限額の120万円とつみたてNISAの40万円を別枠だてとして自動的に延長されます。

NISAは非課税が優位点

一般NISAとつみたてNISAの違い

一般NISAとつみたてNISAの違いは、以下の通りです。

一般NISA
非課税投資枠
年間120万円
投資できる金融商品
個別株、投資信託など
投資期間
5年間(ロールオーバー可)
つみたてNISA
非課税投資枠
年間40万円
投資できる金融商品
インデックスファンドのみ
投資期間
20年間

2024年から新NISAが開始される予定であるため、実質的に新NISAに一本化されるような制度設計に変更されるようです。

一般と積立は目的が異なる

一般と積立、どちらのNISAがお得なのか

一般NISAとつみたてNISAのどちらがお得なのかは、投資する金額や金融商品によって異なります。

一般NISAは、年間120万円までの金額を投資する場合、つみたてNISAよりも非課税投資枠が大きく、より多くの利益を非課税で保有することができます。

ただし、一般NISAはつみたてNISAよりも投資できる金融商品の幅が広いため、投資初心者にとっては選ぶ金融商品が難しい場合があります。

つみたてNISAは、低コストでインデックスファンドに長期投資することを目的とした制度です。そのため、投資初心者でも比較的簡単に始めることができます。

また、つみたてNISAは一般NISAよりも非課税投資枠が小さいですが、20年間の投資期間が設けられているため、長期的な資産形成に向いています。

ただし2024年から新NISA制度に移行されるため、現状はどちらも比較すること自体が意味がないといえるでしょう。

またNISA制度で注意したい点が、

  • 運用益がマイナスになっても損益換算ができない

配当や運用利益が無課税になるかわりに、損失を出した場合にも納税申告時に損益換算できない点は注意が必要となります。

新NISA開始のためそれ以前のNISAは申請が停止される

いまから口座開設ならつみたてNISAがお得

2024年からは新NISAがスタートします。

新NISAは、それ以前の一般NISAやつみたてNISAのように投資金額や投資期間の制限が大幅に変更されます。

特に投資期間については無期限化されるなど少額投資非課税制度というよりは、中長期型の中額投資非課税制度に移行されるので、そのまま課税控除枠が継続されるつみたてNISAを2023年度中に開設しておくのも良いかもしれません。

新NISAの前につみたてNISAの口座開設をしておけば、つみたてNISA分の年間40万円で20年は2042年まで継続可能なので、新NISAとは別枠として余分に非課税制度を利用することが可能です。

ただし、どのNISAであっても投資信託の場合は、短期では損失が出る場合もあるので、長期的な視野で運用していくという点が大切になるようです。

つみたてNISAで40万円分さらにお得
  • 著述者:朝倉哲也 / Tetsuya Asakura

    クラウドソーシング専門サービスWebCreatorCloudProject TRIBECA統括責任者。Webクリエイター/Webディレクター。

twitter WIING WebServiceCloud

facebook WIING WebServiceCloud

掲載情報につきましては当社が独自に調査、検証および収集した情報です。

情報の妥当性や確実性を一切保証するものでなく、情報や内容が訂正や修正、変更されている場合があります。 よって、当社サイトの利用により生じたいかなる損害等についても運営側にて一切の責任を負いません。掲載情報の修正・変更等をご希望の場合はお知らせください。