2025.01.14 Tue
【速報】10億円超えの金塊盗難事件!元行員の女逮捕へ
元行員の女に逮捕状
2024年9月、三菱UFJ銀行の練馬支店と玉川支店から、顧客の金塊が盗まれた事件。
警視庁は、この事件に関与した疑いで46歳の元行員の女の逮捕状を取得し、まもなく逮捕する方針です。
今回の事件は、顧客の大切な財産が守られるはずの銀行の貸金庫から長期間に渡り多額の資産が盗まれるという前代未聞のスキャンダルです。
この事件で注目されているのは、46歳の元行員の女性です。彼女は、練馬支店や玉川支店で支店長代理を務めており、銀行内部から犯罪が行われたことに衝撃が走っています。
三菱UFJ銀行は、2024年11月に元行員を懲戒解雇し、事件発覚後、顧客への謝罪と被害額の全額返金を発表しました。
事件概要-犯行手口と被害
捜査関係者によると、元行員は管理を担当していた顧客の「予備鍵」を使って、金塊を盗んでいたとのこと。
さらに、複数の買い取り店で換金し、FX投資などに充てていたと見られています。
驚くことに、元行員は2020年から4年半に渡り、少なくとも60人の顧客から総額10億円を超える現金や金塊を盗んでいたとみられています。
顧客が来店する際に、別の顧客の現金で帳尻合わせをするなど、巧みな手口で発覚を逃れてきたようです。
驚きの手口と消えた金塊2.6億円
容疑者は、顧客が信用して預けていた貸金庫から金塊を盗むという大胆な手口を使いました。
さらに、盗んだ金塊を複数の買い取り店で換金し、その資金をFX投資に流用したと見られています。
シリアルナンバーが刻印されていれば、換金の際に証拠が残ってしまうため、裏付け捜査もしやすいかもしれません。
被害者の方には気の毒ですが、まさか信頼していたメガバンクの貸金庫から、その支店長代理が長期に渡り盗み続けていたという事実は、社会への影響を考えると極めて深刻かもしれません。
三菱UFJ銀行による謝罪
三菱UFJ銀行は、今回の不祥事を重く見て元行員を懲戒解雇しており、再発防止を誓います。
半沢頭取が公の場で謝罪する姿が印象的でしたが、顧客の信頼を取り戻すためには、さらなる改革が求められます。
この事件が示す教訓として、金融機関のセキュリティの見直しと、人材の適切な管理が急務であることが浮き彫りになりました。
また2支店で可能であった犯行であれば、さらに多くの支店でも犯行可能であることが考えられ、さらには他行でも支店長クラスの権限を持っていれば、貸金庫からの窃盗が容易に可能であることも予測できます。
続報では、警視庁がどのようにこの事件の全容を解明するか、そして被害者への補償がどう行われるのかに注目が集まっています。
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