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2022.07.09 Sat  2022.08.26

いきなり6日間自宅断食道場でファスティング効果と結果

生活施術

いきなり6日間自宅断食道場でファスティング効果と結果

自宅断食道場での要求なきハンガーストライキ

突然ですが、猛暑のなか6日程度断食することにしてみました。

  • まさに自宅断食道場でのセルフファスティングです

いろいろな側面からデトックスを兼ねて断食を試して見たかったのですが、条件やタイミングが揃ったので6日ほど断食してみました。

そうです。主義主張要求なき社内ハンガーストライキを実施してみました。

要求がないのでストライキというかは微妙ですが、ハンストは使ってみたいキーワードだったのでただ使ってみた次第です。ご飯を食べないだけでストライキをしているいうのはいささか滑稽な印象を持たれるかもしれませんが、特別に深い意味はまったくありません。

断食効果については、調べてみてもデトックスだけでなくオートファジー効果や若返り、腸内環境の改善などさまざまな利点が医療従事者の方によって紹介される事例も多いので、すでにファスティングとしてご存じの方も多いかもしれませんが、実際に筆者が臨床試験的に取り組んでみました。

5日間の断食で体重を含めた数値的な変化や、体感としての変化や経過観察などをナレッジ施術事例として記録してみました。

あくまでも専門医の知見やアドバイスをもとに実施していますので、健康不安や持病をお持ちの方が試す場合は、かかりつけ医などにしっかりと相談してから判断してください。

当ナレッジはあくまでも5年以上体重や体形の変化もなく、風邪もひかず医療機関のお世話になることもない比較的に健康状態の良好な状態でのファスティングとなり、断食については個人差や個体差もあるため、あくまでもノンフィクションフィジカル実験ナレッジのひとつとして鑑賞していただくことが推奨されます。


自宅断食道場ファスティングから1ヵ月

先に6日間の自宅でのファスティング後の体調変化や生活習慣の変化について記述していますので、興味のある方はご一読ください。
ただし筆者独自の体質や個体特有の内容が含まれますので、あくまでも個人差や体質差が生じることは、あらかじめ了承ください。

まずファスティングから1ヵ月ほど経過した現状の変化ですが、

  • 食事をより楽しめるようになった
  • 炭水化物を摂り過ぎなくなった
  • 全般的に食べ過ぎることはなくなった
  • 体重は標準で2~3Kg減量した状態を維持
  • 顔まわりや身体全般が引き締まった
  • 目覚めなどが良くなった
  • 夜間の食事をしなくなった
  • オーラルケアに時間を取るようになった

など、正直ファスティングによる効果はかなり良い影響があったことになるでしょう。
勿論、半年後や1年後は生活環境の変化などでどうなっているかは予想できない点がありますが、現状ではかなり良い効果を得られたとの実感があります。

直接的に関係しない点ではオーラルケアがありますが、通常の歯磨きだけでなく、歯間ブラシやフロスを利用したプラーク除去を目的としたケアを重点的に行うようになった影響もあります。

歯科医師の方のアドバイスにより、フロスを利用したプラーク除去を夜食の後にすること習慣にしたことで、その後の空腹時などはほとんど固形物を食することがなくなりました。
ファスティングとオーラルケアという2つの相乗効果になるでしょうか。

肝心の整腸効果について

ファスティングの目的はいくつか人によってことなりますが、今回は整腸効果の向上や腸内環境の休息などを重視した点もありました。

結論から言えば、ファスティング中や直後は確かに腸内の状況は良くなっていたためか、体調や排せつなどは普段より良好であったようです。
しかし、数週間経過すると、結局はもとよりは多少良いぐらいの状況で、以前とはそれほど大きく変化することはないというのが実際のところでした。

もちろん、摂取する飲食物の影響もあるかもしれませんが、通常の生活習慣は従来通りとなるので、適度に休みながらでも身体自体の負荷や生活ルーチンが変わらない場合は、結局は同程度の負荷がかかるので比較的すぐに戻りやすいようです。

さらに、かりに食生活や生活習慣が変動したとしても、その生活習慣化における体調バイオリズム(好調と不調の波)は必ず訪れる可能性が高いため、過度に神経質になる必要はないのかと推察されます。
(おそらくどんなに体力のある人でも、ある条件下では必ず風邪をひいてしまうなどの抗体力や基礎体力の基準値の差異程度に収まる。)

とはいえ、

  • 総括的には断食による効果は良好な内容が多い

というのが、1ヵ月経過後の感想となります。
ただ定期的に実施したり、もう一度トライするかと問われれば、

  • あらためて再挑戦する意志はない

ということになるでしょう。

体験や経験としては興味深い点があり、日常の食生活習慣を見直す大切な機会にはなるものの、定期的に実施したりするような大きなメリットを個人的に感じることはなかったからです。

ファスティングはひとつのきっかけになる

習慣として食べ過ぎている疑惑

実は以前から、なぜ毎日1日3食(2食ぐらいのときもある)の習慣がついているのかが疑問でした。
確かに空腹になりますが、実はそれほど食べなくても平気な状態でも、習慣として食事をしていると感じることが多々ありました。

成長期などならともかく、基礎代謝が低減していく中高年の方々が10代と同じような食事回数や食事量を摂取すれば、当然として肥満や体重増加しやすくなるので、ルーティンとして食事をしている方はすぐに体調不良や生活習慣病が発症するのは当然のことでしょう。

ほとんどの人にとっては、日本は水や食べ物がおいしく、安く簡単に食料品や外食をすることが可能です。お菓子や清涼飲料水も同様で、高い炭水化物や脂質、糖質を含むものがほとんどです。
とにかく高いカロリーを高頻度で摂取可能な環境です。

  • なんか食べ過ぎですよね。

生活習慣病からの大病へ発展してしまう因果関係は正直わかりませんが、平均寿命や人口増減からみると、食べ過ぎが即ち病原であるというのも断定しにくい側面はありますが、
ただ高カロリー摂取による肥満や糖尿病の方の致死率が高いのは、接点が増加しているのは間違いないのですが以前からあまり変わらないのではないかと考えられる点もあります。

ただ、先天的な要因や個体差があるわけですから、やはり個人の体質や元々の特性にそった食習慣を最適化することが、理想的な気がします。

けれども食べ過ぎであることの蓋然性は高い

断食1日目

前日は偶然にも夕方以降固形物を摂取することはなかったので、朝からやや空腹状態です。
コーヒーを2杯と紅茶2杯を飲みながら業務をある程度こなしたあと、所用で近くの郵便局まで徒歩で往復します。日差しはそれほど強くないのですが、気温は30度前後。

空腹感よりも、紅茶の影響のためか少し胃が痛む感じがありました。
その後、午前から午後にかけてはミネラルウォーター(深井戸水の硬水)を飲み続けました。特段、空腹感もそれほどでもなく、体調もそれほど変わらない印象。

午後に多少眠気を感じたので、夕方まで仮眠を取ります。
仮眠後も、普段とそれほど変わらない状態でミネラルウォーターを飲んでいましたが、いつもの夕食時間ぐらいになると、多少空腹感を感じたのでトマトジュースを1杯だけいただきました。一説にはトマトジュースではカロリー不足であると言われていますが、まだ一日目ということもあり、あまり心配はしていません。
ファスティングというと酵素ドリンクが注目されていることもあるので、明日はドラックストアに視察にいこうかと考えています。

断食から24時間程度ですので、空腹感もそれほどでもなく業務も比較的スムーズに対応できています。糖質摂取をしていないので、いつもより眠気は少ない気もしますが、極端に体調変化を感じることはありません。

引き続き紅茶やミネラルウォーターをのみながら業務を続け、眠気がでてきた時点で就寝するようにしました。
完全リモートワークなので業務時間の制限などはありません。その日のうちにできることを精一杯やります。でも、頑張り過ぎないように注意しています。

初日摂取品目
  • コーヒー2杯
  • 紅茶 4杯
  • ミネラルウォーター 4杯
  • マルチビタミンサプリ 1回分
  • トマトジュース 1杯
  • 野菜ジュース 1杯
数値的変遷 初日は0スタート
  • 体重:0
  • 体脂肪率:0
  • 内臓脂肪:0
  • 基礎代謝:0
  • 体内年齢:0
  • 推定骨量:0

初日なので初期値を0として増減を2日以降から記録するスタイルにしました。

生活習慣の高カロリー食事は食べ過ぎの高可能性

ソロファスティング2日目

目覚めは通常の目覚め感とあまりかわりません。
可もなく不可もなく、特段の覚醒感などはありません。
身体の疲労感などもなく、かといって特別軽快な感じでもなく、ごくごく普通な感じでした。
仮眠前は少し空腹感を感じることがありましたが、いつのまにか入眠していました。

朝は1杯のミネラルウォーターを飲みながら、業務をこなします。
そのあと歯科医院へいってクリーニングで大出血したあと、帰り際にドラッグストアでファスティング時の栄養補助としても取り上げられることが多い酵素ドリンクを物色。

酵素ドリンクはなかったので、かわりに酵素サプリを購入します。
酵素系の補助食品は、発酵エキスのサプリメントとなり、おもに栄養補給や整腸効果、美容効果などの身体の維持に必要な機能全般に影響して、ビタミンやミネラルなど生存に必要な栄養素もあわせて摂取できるというスーパー栄養補助食品といわれています。

とはいえ、あくまでも栄養補助食品なので、通常はあくまでも食事のサポートをするサプリメントとして認識する必要があります。

正直、トマトジュースやリンゴジュースなどでもある程度の日数は経験上問題ないと判断しましたが、通常業務もあることから最適な状態で断食を継続するため、可能な限り配慮とトライエラーを実施していきます。

体重は前日と比べ1.5Kg減っていましたが、日頃から運動をしていたりしないかぎり水分と排泄物で2Kg前後はすぐに変動するので、1~2日程度ではほとんど身体の変化はないといってもいいでしょう。

すでに低基礎代謝モードになっているのか、前日よりも空腹感は生じますが、我慢できないというほどでもありません。
血糖が減少すると身体の中に蓄積された脂質が分解される仕組みのようですが、なんとなく表皮と筋肉の感触が(脂肪が薄くなった)変わったような気がしました。

また業務中に脳のパフォーマンスが下がってきたことを感じたので、無理せずブドウ糖を摂取します。脳へのエネルギー減は唯一ブドウ糖ということなので、こういった栄養素は躊躇なく摂取していきます。

2日目摂取品目
  • コーヒー2杯
  • 紅茶 3杯
  • ミネラルウォーター 3杯
  • 酵素サプリ 1回分
  • トマトジュース 2杯
  • 野菜ジュース 1杯
  • ブドウ糖 数グラム
数値的変遷 2日目(初日比)
  • 体重:-1.55kg
  • 体脂肪率:+1.4
  • 内臓脂肪:0
  • 基礎代謝:-66
  • 体内年齢:+6
  • 推定骨量:-1
2日ぐらい食事を抜いても現代日本人は全然平気なのかも

自宅で断食道場3日目

仮眠後、わりとすんなり目覚め、体調もいつもどおりでしたが、なんとなく吐き気が。
とにかく、気持ち悪いので一端起床したものの、再度仮眠を取ることにしました。

ほんの数時間後、再度目を覚ました時は吐き気などは軽くなっていたので、そのまま業務に着手。

朝一杯のミネラルウォーターを飲んで、ファスティングの吐き気について検索をかけると、

  • ファスティング 3日目 吐き気

とGoogleサジェストされました。みんなもか。

わりと一般的な記事では「好転反応」とわりとキャッチ―な呼ばれ方をしており、断食などで体内の老廃物や毒素が排出される時に頭痛や吐き気は発生しがちな症状のようです。

ただ、好転反応という抽象表現はわりと危険な気がするので、ここは専門家のサポートを受けてみます。
ちなみに、いまだに宿便の都市伝説を信じている方は大腸内視鏡検査を受けてみると良いとアドバイスを受けている方がいるようです。

多くは、断食による低血糖症や低ナトリウム血症と、血液中の糖分や塩分がすくなくなっているために、自律神経から発せされる警告反応ということです。

  • 必要な栄養素が減少しての警告と捉えるのが合理的で自然かも

好転しているとちょっと危険で真逆な症状に対する見解のため素朴な疑問が浮かぶかもしれませんが、医学的な知見をあてにしたほうがよさそうです。
夏バテとか湯につかり過ぎてのぼせて気分がわるくなるなどの体調の変化は、好転とはいいずらいですしね。

ブドウ糖は積極的に摂取していたので、今日からは塩分取得を積極化します。
無塩無添加カゴメ野菜ジュースに食塩をふりかけていただきます。
人間は極限状態になると、無塩ジュースに塩をふりかけるという強硬手段をとることが判明しました。1日の摂取カロリーは200Kcal未満でしょうか。普段の10分の1以下でしょう。

とはいえ、空腹感もそれほどなく、体調もいつもと同じくらいで、確かに集中力は普段よりもアベレージが高そうで、業務がはかどります。

午後には銀行やドラッグストアへ徒歩でお散歩にでかけます。
すこしフラフラする気がするものの、断食ブラシーボのようで、いつもとほぼ同じぐらいの状態に感じます。身体全体の皮下脂肪は少し減っている感触で、唇はすこしガサガサになっていました。

もうすでに3日ほど固形物は口にしていないのですが、空腹感はほとんどなく、お惣菜売り場やお弁当屋の前を通っても、いつもとほとんど変わらない感覚でした。
これは、いつでも好きなものを食べれるという自主的な断食であるためかもしれませんが、普段から1日3食相当をルーティンとして摂取していることへ常々疑問を感じていたことも影響があるかもしれません。

人間の身体は、必要な栄養素以上は一部体内に残留してしまうものの、ほとんどが体外へ排出されてしまうので、無駄に食料を身体の中へ取り込んでいる可能性についても日頃から考えていました。
逆に食料不足による外部要因からの強制断食の場合は、ここまで食物を口にしないで平常心でいられるかは疑問が生じます。

  • 自由意志の強靭さを痛感した次第です

いつもより若干持続性はなくなっている気がします。
すぐに眠気がやってきやすいですし、仮眠の頻度も増えているように感じます。
ただ、デスクワークの集中力がいつもより高いので、仕事自体はかなりはかどっていますが、炎天下での肉体労働でのファスティングは正直お薦めできません。

そのほか、断食を通して普段の食事量や食事回数が本当に必要であるかを再考するきっかけにもなりそうです。

3日目摂取品目
  • コーヒー3杯
  • 紅茶 3杯
  • ミネラルウォーター 3杯
  • 酵素サプリ 1回分
  • ビタミンサプリ 1回分
  • トマトジュース 2杯
  • 野菜ジュース 1杯
  • ブドウ糖 数グラム×3
  • 食塩 数グラム×2
数値的変遷 3日目(初日比)
  • 体重:-2.2kg
  • 体脂肪率:+0.1
  • 内臓脂肪:-1
  • 基礎代謝:-54
  • 体内年齢:+1
  • 推定骨量:-1
まだ空腹感や飢餓感を感じることはない断食3日目

セルフファスティング4日目

はやくも自宅断食道場4日目を迎えました。
正直にいいますと、昨夜は食べ物を食べる夢を見るほど飢餓感が脳から発信されているようでした。

確かに、体内の脂肪がある程度糖化されたのか、空腹感が前日よりもかなり強まってきていることは確かです。疑いの余地はありません。
ただ、まったく我慢できないという極限状態でもなく、トマトジュースやお水を飲むことで、あまり気にせずに業務に取り組んでいます。

ただ、断食前のカロリー摂取量と比較すると、1日あたり200Kcal程度などで、これまでの10分の1のカロリーで4日間通常運転していることは、ものすごく検証するべき課題があるように考えられました。

カロリー換算でいえば、4日間で日常生活より10000Kcalほど少ないにも関わらず、体重も増減誤差の2Kg程度しか減っておらず、オートファジーと低燃費基礎代謝モードの相乗効果もかなりあるのかと予測されます。

  • 体重は短期断食では基本減らない

計測のタイミングなどあるかもしれませんが、汗や尿などの代謝水分や腸内の排泄物などによる体重の増減誤差は2Kg程度なので、体重はほぼ変わっていないといえるかもしれません。

  • 短期的な摂取カロリーと体重に大きな相関関係はない

と、今回の被験者の場合はいえるかもしれません。

体重の増減は燃費率の個人差はありますが基礎代謝をベースに、中長期の摂取カロリーから残留した脂肪分が積み重なって増えていくことがわかりました。

ただ、身体の中に別の生物が住んでいて、その寄生生物のような体重自体が、ほとんど変わらないのではないかという幻想をいだくほど、お腹は空いているにもかかわらず、我慢できないほどの飢餓感がないのは、やはりいつでも好きなものが食べられるというマインド保険があるからに違いないでしょう。
いま食に関して思いつくのは、バーガーキングが食べたい、ということだけであります。

昨日は食塩を摂取することで、仮眠後に吐き気をもよおすこともなく、すこし身体はおもたいものの、いつも通り起床することができました。

塩分は食欲を喚起するので、すこし注意が必要ですが低ナトリウム血症のためにも、食塩をできるだけ摂取するようにしています。

そのほか腰痛予防のためにゴムチューブでほどほどに身体を動かして、午前中の業務は良いペースで終了できました。

体力をセーブするためにいつもより若干仮眠回数を増やしています。
紅茶を飲むと少し気持ち悪くなりますが、何故かやめられませんでしたがノンカフェインで胃腸にやさしそうなルイボスティーを導入することにしました。

4日目摂取品目
  • コーヒー2杯
  • 紅茶 1杯
  • ルイボスティー 1杯
  • ミネラルウォーター 4杯
  • 酵素サプリ 1回分
  • トマトジュース 2杯
  • 野菜ジュース 1杯
  • ブドウ糖 数グラム×3
  • 食塩 数グラム×3
数値的変遷 4日目(初日比)
  • 体重:-1.4kg
  • 体脂肪率:+0.7
  • 内臓脂肪:0
  • 基礎代謝:-48
  • 体内年齢:+3
  • 推定骨量:-1
さすがに強くなる空腹感で断食を理知的に考える

主義主張なきハンスト5日目

いよいよ5日目に突入しましたが、かるい吐き気やだるさはあるものの、起床後に活動するうえでは、普段とそれほど変わらない体調感でした。

昨夜の仮眠前には流石に空腹感や飢餓感を感じることがありましたが、そのまま横になって仮眠することができました。起床時には就寝前の大きな空腹感はないようでした。

ここにきて便意をもよおし、午前中だけで3度ほど排便がありました。
中三日ほど排尿しかしていなかったため、三日分のトマトジュースや野菜ジュースに含まれる食物繊維などが消化されて便となり排泄されたようです。

  • 都市伝説の宿便ではもちろんありませんでした。

おそらく、摂取した食物繊維などを通常は8時間前後で消化、排泄されるのが、固形物がなく摂取量も少ないため、3日かけて消化されたのでしょう。
通常の3分の1以下の負担となったので、消化器系統もかなり休ませることができたのだと推測されます。

また、食塩やブドウ糖を積極的に摂取することで、吐き気や頭痛などの症状はほぼなくなりましたが、かるい吐き気や頭痛は時折感じるため、果たしてファスティングや断食自体が本当に身体に良いのかという疑念が大きくなります。
この手の体調不良を好転効果などと商業的な表現をされることが多いようですが、こちらは宿便などと同じく都市伝説的な表現で、単純に体調不良状態であることを感じられました。

夏場における熱中症や多汗による低ナトリウム血症などとおなじく、

  • 通常の健康状態が維持できない状況を警告するための体内アラート

で間違いないでしょう。

短期間で急激な変化があれば、それなりに負荷がかかるので、もしかすると単発の断食などはほとんど身体によいことがないかと体感できました。

定期的に極端なファスティングで調子が良いという方の場合でも、健康状態が耐性をもっているだけで、体力などが落ちてきた場合や経年により、身体によくない損傷を与えている可能性が予測できます。

やはり日常生活から、無理のない範囲での軽度の断食や1日程度のファスティングを維持してく方向が、腸内環境を整えるであるとか若い身体を維持するなど、複数の面において推奨されることを感じます。

  • つまり、呼吸と同じように無理なくできるファスティングが理想的

ですので、あした自宅での断食道場は最終日となりますが、すでに結論として、

  • 身体の状態に頭痛や吐き気、湿疹などの異常が生じるファスティングは逆効果

という、筆者独自の見解が結論となりそうです。

  • 食べ過ぎない、飲み過ぎない

ということが何より重要で、

  • 規則正しい生活(ルーティンライフサイクル)が絶対ではない

という着地点になりそうでした。

勿論、個人の個体差や環境、先天的な身体要因や後天的な健康状態など、複数の相違点は発生しますので、あくまでも筆者独自の見解として参考にしていただければと存じます。

最終日は夕方でまる6日間の断食がフィニッシュとなりますので、本日よりスープなどを飲んで身体に負荷を戻していきます。

業務などについては通常通り対処しましたが、やはりいつもより集中力は高く稼働率は高いような実感がありました。
インスタントスープを摂取したことにより、脂質や糖質、塩分などがわりと増えたためか、頭痛やだるさなどの症状も前日よりは軽い気がします。
気温が高いこともあるので、水分補給は無理をしないようにたくさんしています。

5日目摂取品目
  • コーヒー2杯
  • 紅茶 1杯
  • ルイボスティー 2杯
  • ミネラルウォーター 2杯
  • 酵素サプリ 1回分
  • マルチビタミンサプリ 1回分
  • トマトジュース 2杯
  • 野菜ジュース 1杯
  • オニオンコンソメスープ 1杯
  • コーンスープ 1杯
  • スポーツドリンク 2杯
数値的変遷 5日目(初日比)
  • 体重:-1.7kg
  • 体脂肪率:+0.6
  • 内臓脂肪:0
  • 基礎代謝:-54
  • 体内年齢:+4
  • 推定骨量:-1
頭で感じるんだ心なんてない。なぜならとてつもなく素晴らしい脳を授かっているのだから。

最終日 6日間の断食の結果発表

さて最終日となりました。適度に仮眠は摂っていますが、今回はいつもより目覚めが良くない気がします。ただ吐き気やだるさなどの症状はほぼないので、通常通り起床後には業務を淡々とこなしていきます。

さすがに皮下脂肪はかなり落ちたようで、水泳選手のような身体の見た目に近づいていました。
体重も増減誤差体重のプラスマイナス2Kgを超えてきたので、備蓄脂肪の糖化がある程度実行され、筋肉などがこれから糖質化されて本格的に体重が減っていくタイミングなのかもしれません。体重が減っても健康な生活が維持できなければ困るので、もちろんそちらは追及しません。

ライザップなどに入会したことはありませんが、

  • 脂質と糖質を必要最低限に摂取し筋肉量を増やして基礎代謝をあげる

を繰り返すことで、ほとんどの人が宣伝されているような身体の変化や体脂肪を減らすことで筋肉量を目立たせることができるのではないかと、いろいろと推測することができました。

ただ、フィットネスクラブのようなところはコーチやトレーナーがやや強制的に管理してくれるので、自発的にコントロールがむずかしいと元の体形に戻ってしまう人がほとんどのようです。
精神面での自律と脳操作スキルが必要になるでしょう。

  • やはり自己意識による管理とコントロールと疑念はたいせつ

人は自分が信じたいように事実を歪曲する傾向があるので、今回の断食による吐き気やめまいも、根性論的なまったく非論理的かつ非合理的な傾向が多ければ「身体の中が良くなっている!」と、無根拠な考えで必要な栄養素を摂取せずに、より体調を悪化させてしまっていたかもしれません。もちろん個体差がありますので、あくまで筆者の場合においてですが。

ひとつの情報についても、かならず疑念を抱き、目の前で発生している事象と照合して冷静に判断していくことの大切さを自宅断食道場では再確認することができました。
もちろん、内在的な確信に対しても常に疑ってみて、常に丁寧に検証していくことも大切です。

肝心の食欲や空腹感についてですが、それほど強くはありません。
勿論、ごはんを早く食べたいという気持ちも50%以上ありますが、すぐに好きなものをいつでも食べられるという安心感と、私たちがこれまで何の疑念も抱かずにルーティン化していた食べるということに対しての疑念が飢餓感を抑制している点も大きいかもしれません。

この6日間、炭水化物もジャンクフードもグルテンも刺激物もほぼ摂取していませんが、何か特別に変化があるかというと特筆すべきようなことはなく、やはり、人間の身体自体がとても強靭かつ精密に創られており、適切な環境下であれば、かなりの耐性があることを強く感じる出来事になりました。

最終日 6日目摂取品目
  • コーヒー2杯
  • 紅茶 1杯
  • ミネラルウォーター 2杯
  • 酵素サプリ 1回分
  • マルチビタミンサプリ 1回分
  • ビルベリーサプリ 1回分
  • リンゴジュース 1杯
  • スポーツドリンク 1杯
数値的変遷 最終日 6日目(初日比)
  • 体重:-3.3kg
  • 体脂肪率:+0.3
  • 内臓脂肪:-1
  • 基礎代謝:-70
  • 体内年齢:+2
  • 推定骨量:-1
断食には食べるという行為に対する客観的な疑念を準備しているとよいかも

ファスティングに対する考察

ほぼ思い付きに近い流れで6日の断食を実施してみたのですが、具体的な数値からみると、わりと過度なカロリー等の摂取が習慣になっていたことがわかりました。

ただ、被験者自体は病気などもせず比較的健康体で、標準よりはわりと体重はあるものの肥満体形でもなく5年以上も体重の増減がほぼない状態でもあり、特別な運動などもしていないためかなり運動不足であった感はありますが、バランスシート的には5年以上の統計からも健康的にはかなり安定していたような印象があります。

結論からいって、断食の最初の数日は基礎代謝が低燃費モードで体内の蓄積脂肪を燃焼させていたため低血糖を感知しにくくなっていて、大きな空腹感を感じることなく過ごせたのかもしれません。
ホルモンバランスの調整にもファスティングは有用性が高いといわれていますが、食後の血糖値の上昇が基本生じないため最適な内部機能調整に適しているというのは、体感的にも理解できる点はあります。

また体重の数値だけで判断すると、余分に飲食物を食べ過ぎ飲みすぎである傾向はあるようで、人によっては過剰に不要な栄養素や飲食物を摂取し過ぎている人は意外と多いのかもしれません。

生活習慣病という予防医療の対象の病気の手前の段階の状態がありますが、もしかすると規則正しい生活習慣こそ、過度な体重増加や病気を誘発しやすい大きな原因となっているのかもしれません。
また社会コミュニティの過度なリレーションは、決して健康面で見ても良い影響を与えるものではなく、大病を誘発する原因のひとつと想定できるかもしれません。

さらに最大の考察したい点については、人間が栄養を補給するのに対象が固形物である必要性があるのかという点です。

咀嚼により顎の発育や脳への刺激を兼ねるといいますが、顎自体は相当する負荷を与え個別に運動すればよいだけですし、何より咀嚼されたとはいえ固形物を消化する身体への負担を考えると、エネルギーや栄養分の摂取という主たる目的を前提にすると、かなりパフォーマンスの良くない行為であるようにも感じます。

また、口腔内に食べかす残ることは雑菌繁殖の原因ともなるため、虫歯や歯周病などの原因にもなりやすいわけです。液体食または離乳食のような流動食がメインの食事であっても虫歯予防は必要になりますが、栄養バランスや摂取カロリーさえ満たしていれば、あえて固形物を流し込んで、胃や腸、肝臓や腎臓などの栄養を取得し毒素を排出するための臓器に無理な負担をかけずに、より高いパフォーマンスのまま永く身体の健康状態を保ちやすくなるのではないかと実感しました。

6日間の断食の結果と考察
  • 断食して良い効果があったと想えること
  • いつもより業務に対する集中度がコンスタントに向上した
  • 皮下脂肪が減って筋肉が引き締まって見栄えのよい身体になった
  • 食費がほとんど必要なかったので食費が抑えられた
  • 食べるというルーティン行為をあらためて見直すきっかけになった
  • 人間の身体がとても優れているということを再確認できた
  • 必要な栄養素を体感することができた
  • 合理的かつ論理的な考え方の重要性を再確認
  • 排泄量も格段になくなったので地球にやさしいかも
  • このナレッジ施術を執筆できたこと
  • 攻撃性や恐怖心などの生存本能における非生産性な信号が減退
断食して困ったと感じること
  • 一時的に吐き気やだるさが生じる不健康状態になったこと
  • 不必要なことへの興味関心がかなり減少してしまったこと
  • 若干視力が弱まっているように感じたこと

総じて、良いと感じられる事や効果はあったような気がしますが、またやるかといわれれば、

  • もうやらなくていいかなファスティング

という結論にたどり着きました。

理由は、一般生活者にとっては短期間や特定期間のみの無理な食事制限のメリットがほとんどなく、日常生活とくらべても食費がかからない程度の物理的な恩恵が多少あるくらいで、ファスティングをしなくても得られる効果が多いように感じました。

それよりも、普段からの日常生活のなかで、できるだけ長く無理のない食事制限や健康管理のほうが、数段意義のあることだと感じられたからです。また、そもそもの食事制限は食糧不足や病気などの、本来ならば好ましくない状態に発生する事態であるため、あえてイベントとして実施するよりも、日常生活の中で自然に調整し考慮するべきことのような気がしました。

とはいえ、以前からトライしてみたいと考えていたこともあり、実際に体験してみないと具体性にかけると考えていたので、今回の自宅断食道場については、体験として良い実体験になったし、何よりナレッジ施術を執筆することができたので、総括してとても意義のある試みでした。

ファスティングの感想とまとめ

6日間のファスティング後に、梅干しとなめたけと玉子を乗せた、すりおろし本わさび醤油とWかつおぶしのおかゆという、ちょっと刺激のある食事をしてしまいました。
最初の食事は一分でも早く食べたいということはなく、時間までは通常業務をこなしていつも通り過ごせました。

もちろん、とても美味しかったし、食の制限が解かれたことで旺盛な食欲が喚起されますが、毎日外食をしていたオフィスワーク時を考えると、かなりカロリー過多な食生活であったことが思い出されました。

最終日前日にはカップスープなどで多少摂取カロリーがあり微量に含まれる炭水化物などを摂取はしましたが、断食中を通しては多くても1日300Kcalにも満たなく、出社してのオフィスワーク時は3000Kcal以上摂取していた日もあるはずなので、実に10分の1以下のカロリーで6日間をなかなかの良いパフォーマンスで過ごせたことになります。

ただ、いまの状態でこの先生活できるかと考えると、数か月程度で身体に異変が生じることが予測されるので、あくまでもソロファスティング的な特殊なイベントとして今後実施しることはないセルフ断食体験として記録に留めることにしました。

  • なにより人間は必要な栄養を摂取し続けないと餓死するので

完全リモートワーク下では完全自己管理が必要となり内省や思慮を深めることができるので、あえてファスティングをする必要性もないことを、実際に体験したことであらためて感じることができました。

完了後の感想は、

  • ヴィーガン肉でもグルテンフリーパンでもいい、バーガーキングがたべたい

これでした。

添加物を避けたら口に入れられるものが無くなる時代に生きている
  • 著述者:朝倉哲也 / Tetsuya Asakura

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